第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

7/31 継ぐ展初日レポート&広島会場2日目企画のご案内

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7/31(水)継ぐ展広島会場がスタートしました!
ボランティアスタッフとして、広島県立広島観音高等学校から5名、広島大学から2名、社会人2名の計7名が参加しました。
中国新聞社と朝日新聞社2社の取材もありました。

この日は、自由研究サポート教室-親子平和新聞-(https://tsuguten.com/2019/kenkyu-h/)を午前と午後に開催。
どの回も予約満席での開催でした。
中国新聞社から藤村潤平さんをお迎えし、新聞の作り方のコツや広島の歴史、原爆について解説をして頂きました。

子どもたちには、教室の最後に、自由研究の問いの中で一番誰かに伝えたいと思った問いを発表していただきました。
「家族を亡くした子どもたちは、その後どうやって暮らしましたか?」
という問いを選んだ子が多く
「同い年の子が、靴磨きやたばこを売ったりして暮らしていたことにびっくりした。」
「食べるものがなくて最後には石や新聞紙を口にしていたのを初めて知った。もし自分が、家に戻った時にお母さんもお父さんもいなくなっていることを想像したら怖くなった。」といった感想をいただきました。

また、スタッフの高校生も「原爆パネルの写真は誰が撮影したの?」という子どもの素朴な疑問から、自分も考えるきっかけを得ていたようでした。

参加者の多くは「子ども親善大使 Hiroshima Ministar」 http://hm-star.com/ の子どもたちでした。
『国際平和都市ヒロシマ』を担う次世代の広島・日本のリーダー作りをコンセプトに集まった子どもたちだそうです。
最後にスタッフへ御礼の歌を歌ってくださいました。

「被爆アオギリの木のお話を聞いてクレヨンで葉を描こう」では、1日目だけでたくさんの葉っぱが描かれました。
おはなしバスケットさんの読み聞かせには大人の方々もご参加いただきましたが、被爆アオギリの存在を知らない人たちが多く驚きました。広島でも知らない世代が増えていると感じました。

「”食”から広島を知ろう – 広島風お好み焼きのいま、むかし -」では戦前のお好み焼きの姿である一銭洋食を来場者の方に召し上がっていただきました。

本日も 11:00-からスタートです!

 

8/1の企画はこちら

◆夏休み自由研究サポート教室「親子で考える平和新聞」

1回目 11:00-12:30 ※残席2席
2回目 14:00-15:30 ※残席1席

継ぐ展オリジナル自由研究ツールを利用し、昔の新聞を切り抜いたり、資料を調べたりしながらオリジナル新聞を製作していく教室です。
お父さんやお母さんは、昔受けた平和学習を思い出しながら、お子さんの完成をサポートしてください。
清書した平和新聞は、改めて中国新聞社主催のみんなの新聞コンクールにも応募できます。

【参加費】500 円

【定員】各回 5名(予約制)

【ご予約】082-567-5011

【自由研究サポート教室とは?】https://tsuguten.com/2019/kenkyu-h/

◆被爆アオギリの木のお話を聞いてクレヨンで葉を描こう

毎日 11:00-(読み聞かせ)~随時

原爆の後、奇跡的に再生したアオギリの木をはじめ、広島にはたくさんの被爆樹木があります。絵本「アオギリのねがい」の読み聞かせの後、クレヨンでその姿を再現します。沢山の葉っぱを描いて平和の木を育てましょう。

【協力】おはなしバスケット

◆ 消しゴムはんこ作家津久井智子さん製作のオリジナルはんこをおしてタンブラーをつくろう
11:00-14:00

継ぐ展のチャリティーグッズを監修され、日本テレビ「嵐にしやがれ」やNHK「おしゃれ工房」などにも出演されている消しゴムはんこ作家 津久井智子さんが、今回の企画展のために被爆前の広島の町をテーマにしたオリジナルはんこを作成。建物や人を組み合わせて昔の広島の町を再現し、被爆前の広島の風景や生活を学びながらオリジナルタンブラーをつくりましょう。

【参加費】1,000 円

【協力】消しゴムはんこ作家 津久井智子

◆ 東千田町の記憶 旧広島大学周辺の歴史を学ぼう
13:00-

NHKブラタモリの案内役としても出演された本田美和子(広島市郷土資料館 学芸員)さんをお呼びし、旧広島大学や東千田町周辺地域の記憶を辿るトークショー

【ゲスト】本田美和子(広島市郷土資料館 学芸員)

【共催】ひろしまジン大学

【協力】一般社団法人hitoto広島タウンマネジメント

 

皆様のお越しをお待ちしております。

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