第三世代が考える ヒロシマ「   」継ぐ展

「考える」ことから
はじめよう
ーヒロシマが
おしえてくれることー

わたしたちは過去にあった事実を知り、
そこから何を得て、どう動いていけばよいのでしょう。

この夏、東京にヒロシマをテーマとした
「考えるきっかけの場」をつくります。

会場にちりばめられた「知る」「学ぶ」「聞く」に分けたヒントからあなたなりの答えを見つけ出し「継ぐ」のコーナーで想いを共有してください。

  • 2015年夏休み自由研究ツール プリントアウトして会場に持っていこう !
  • 印刷用フライヤー 表・裏 企画展印刷用フライヤー PDF:5.5MB
  • クラウドファンディング 企画のご支援をよろしくお願い致します!

第三世代が考えるヒロシマ「 」継ぐ展 開催概要

2015730日(木)
- 86日(木)

一部企画広島同時開催
8月6日(木)広島 元安川河川敷 とうろう流し会場内

  • 会場
    space&cafe ポレポレ坐

    〒164-0003 東京都中野区東中野4丁目4-1 ポレポレ坐ビル1階
    TEL:03-3227-1445
    Google Mapで開く

  • 時間
    11:30-23:00

    休館日:8月3日(月)
    イベント開催時の常設展 時間:2日 14:00-18:00
    6日 7:45-9:00 / 12:00-17:30

  • 入場
    常設展無料

お知らせ

2016.03.07
第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展 2016年8月3日(水)-8日(月)みなとみらいギャラリーABで開催決定!詳細は近日公開いたします
2015.08.26
一週間実施した様子をまとめた動画が出来上がりました。ぜひご覧ください。
2015.08.07
会場に置かれた募金箱の額を含めた皆様のご支援で、クラウドファンディングは目標額を達成致しました。沢山のご支援、本当にありがとうございました。皆様の想いを次回の開催につないでいこうと思います。
2015.08.06
中野区役所の取材がありました。
2015.08.06
広島FM「5COLORS」内で、広島会場の中継を致しました。
2015.08.06
朝日新聞社の取材がありました。
2015.08.06
広島では15時頃から元安川で行われるとうろう流し会場でも、継ぐ展ブースが設けられます。※原爆の子の像近くの林中です。そこでは仮想空間にとうろうを流す「とうろうに込めるメッセージ」が行われます。
2015.08.06
企画展最終日。午前は7時45分に開場し、広島の平和記念式典の様子を中継します。今日の常設展は12時から17時半までですのでお気を付け下さい。そしてクロージングイベント「朗読劇 父と暮せば」は18時半開場、19時半からです。
2015.08.05
企画展、今日を含めて残り2日です!聞くコーナーは被爆者 河野昭人さん。13:00-15:00 / 18:30-20:30 の時間帯にいらっしゃいます。
2015.08.04
企画展5日目!聞くコーナーは被爆者 河野昭人さん。13:00-15:00 / 18:30-20:30 の時間帯にいらっしゃいます。
2015.08.03
8月3日(月)はポレポレ坐の定休日ですのでお気を付け下さい!
2015.08.02
企画展4日目!本日は18時までとなります。13時からはともしびライブが開催
2015.08.01
企画展3日目!本日は12時半と16時半の2回、とうろう作りワークショップが行われます。12時半からの部は満席ですのでご了承ください。
2015.07.31
企画展2日目!本日の聞くコーナーは伝承者 平野由美恵さんと被爆者 岡田恵美子さん。13:00-15:00 / 18:30-20:30 の時間帯にいらっしゃいます。
2015.07.30
企画展スタート!本日の聞くコーナーのゲストは被爆者岡田恵美子さん。13:00-15:00 / 18:30-20:30 の時間帯にいらっしゃいます。
2015.07.30
7月30日付の読売新聞 朝刊(西日本)に企画展を掲載していただきました。
2015.07.26
7月26日付の朝日新聞 朝刊(西日本)に企画展を掲載していただきました。
2015.07.25
7月25日付の中国新聞 朝刊に企画展を掲載していただきました。
2015.07.24
FQ JAPAN 男の育児バイブルONLINEで、企画展のご紹介をしていただきました。
2015.07.21
広島RCCラジオ「おひるーな」内で、タップダンサーPORIが出演し企画展を紹介致しました。
2015.07.17
広島FM「5COLORS」内で、企画展を紹介して頂きました。
2015.07.12
ともしびライブ特設サイト公開。
2015.07.02
被爆者 企画者祖母のインタビュー公開。
2015.07.01
クラウドファンディングスタート!企画へのご支援をよろしくお願い致します。
2015.06.29
被爆者 河野 昭人さんのインタビュー公開。
2015.06.26
被爆体験伝承者 平野由美恵さんのインタビュー公開。
2015.06.23
広島を拠点に平和推進活動を担う団体 Hiroshima Speaks Outさんのインタビュー公開。
2015.06.16
被爆者 岡田 恵美子さんのインタビュー公開。
2015.06.13
被爆者 永田 政美さんのインタビュー公開。
2015.06.11
2015夏休み 自由研究ツールサイト公開。
2015.06.04
灯ろうに込めるメッセージ企画サイト公開。
2015.05.19
ヒロシマ ピース ボランティア 楢原 泰一さんのインタビュー公開。
2015.05.16
英語サイトをオープンしました。
2015.05.08
Peace Porter Project代表 保田 麻友さんのインタビュー公開。
2015.05.06
鎌倉FMで企画をご紹介いただきました
2015.05.01
Webサイトをオープンしました。
2015.04.13
Twitterがスタートしました。
2015.04.13
Facebookページがスタートしました。
2015.02.19
ティザーサイトをオープンしました。順次情報を公開してまいります。

企画展のコンセプトについて

第三世代が考えるヒロシマ「   」継ぐ展は、
30代のクリエイターたちが中心となり運営しています。

代表者含め、今回の企画がはじめて「戦争・平和」という
大きなテーマと向き合うメンバーばかりです。

2015年は戦後70年。
戦争を体験したことのないわたしたちの世代は、
自らが意志を持って、過去の出来事を知り、学び、聞いて、考え、自分なりの答えを出していくことが大事なのではないでしょうか。

ただ受け取るだけではなく、今の自分とつなげて考えていく。
そのきっかけの1歩を踏み出せる場所を、
ヒロシマ「   」継ぐ展は今年を皮切りに、全国各地につくっていきたいと考えています。

語る人は平和やいのちを伝えようとして決意して語る。
果たして話を聞く人は継ごうと決意して聞いているのだろうか。
多くの場合、ただ聞くだけに過ぎないのではないか。
戦争体験を「語り・継ぐ」とき、そこには「語る人」と「継ぐ人」の二人がいる。
聞かせる一方通行では戦争体験の語り継ぎは成り立たない。まさに共同の仕事なのだ。
「継ぐ」とは本来「もののつづきを絶やさないようにする」こと。
離れていたものを繋ぎ、成長させる「接ぎ木をする」というときの「継ぐ」と同じ意味。
戦争体験を語り継ぐとは、体験者が語るものを継いで、さらにそれを次へ伝える、ということなのだ。
「私」が継いだものを次へ「伝える人」として自分を意識したとき、
戦争体験を語る人を「退屈」だと感じる「私」は消える。

下嶋 哲朗

「平和は「退屈」ですか」 ―元ひめゆり学徒と若者たちの500日 (2006) 岩波書店

常設展

「知る」Knowing

第3世代が見た広島の風景

今と昔はつながっている。2015年の広島から70年前の広島へ。
街の風景を写真でさかのぼります。
写真:及川誠・山本早苗(2015年)、広島平和記念資料館(所蔵・提供)

「絵で読む 広島の原爆(福音館書店)」原画展

広島に長期滞在をし、綿密な聞き込みから70年前の8月6日前後の様子を描写した「絵で読む 広島の原爆(福音館書店)」の原画展
原画展示:西村繁男

「学ぶ」Learning

広島原爆資料パネル展示

広島に原爆投下された経緯、被爆の実相などのパネル展示
(広島平和記念資料館提供)

広島関連書籍紹介

平和学習のヒントが詰まった書籍・絵本のご紹介。

「聞く」Listning

広島リアルトーク

会期中、被爆者・伝承者・ピースボランティアの方々が会場にいらっしゃいます。もっと知りたいこと、疑問に思ったことなどを直接聞いてみてください。
主催者は毎日常駐しています。

  • 7/30~31,8/4~5【終了】 13:00-15:00 / 18:30-20:30
  • 8/1【終了】 ※とうろう作りワークショップ内にて 12:30-14:00 / 16:30-18:00
  • 8/2【終了】 15:00-18:00
  • 8/6【終了】 12:30-14:30 / 16:30-17:30

ヒロシマの記憶を継ぐひと インタビュー展示

今、ヒロシマを語り継いでいる人たちは何を想い、何を伝えようとしているのでしょうか。
70年前の8/6を知る被爆者、伝承者などを取材したインタビュー。

「継ぐ」Succeeding

灯ろうに込める
メッセージ

灯ろうに込めるメッセージ
tsuguten.com/message/

平和へのアクションやメッセージをのせて、会場のスクリーンに灯篭を流しましょう。お手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコンからも参加できます。
※8月6日広島 元安川でのとうろう流し会場で同時開催。

イベント

とうろう作りワークショップ、ともしびライブ、朗読劇は予約制です。
整理番号を発行し、定員になり次第締め切らせていただきます。ご予約はすべて専用フォームにて承ります。

8/1(土)

12:30-14:00

16:30-18:00

とうろう作りワークショップ ー 定員:各12名※定員に達しました

被爆者・伝承者・広島の文化人と対話しながら、とうろうにピースメッセージを書き込みます。
完成したとうろうは、広島で行われる8月6日のとうろう流し時にPeace Porter Projectが代行して流します。

ゲスト
岡田恵美子さん(被爆者)
平野由美恵さん(被爆体験 伝承者)
三代目春駒さん(マーケティングコンサル、ミュージシャン、武術家)他
※ゲストは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
参加費
とうろう1個につき500円
※広島までの郵送費、材料費含む

8/2(日)

12:00開場

13:00-14:00

ともしびライブ ー 定員:50名※定員に達しました

広島出身のミュージシャン・パフォーマーが、8/6と向き合います。
» ともしびライブ特設サイト

出演
PORI(タップダンス)、久保田涼子(歌)、しーなとシュウ椎名まさ子(歌・ピアノ)/梶山シュウ(歌・ベース))、梅原 新(ギター)、岡村直史(映像)
参加費
一般2,500円  大学生・中学生・高校生1,500円 小学生以下 無料
※カフェもご利用いただけます

8/6(木)

7:45 開場

8:00-9:00

8月6日の広島の朝を体験する

「小さい頃、8月6日の朝は、どのテレビをつけても平和記念式典の映像一色でした。」
イベント最終日は早朝から開場し、式典の様子を中継し、8時15分に黙とうを捧げます。
広島の朝を東京で体験してください。
※ご予約なしで、どなたでもご参加いただけます。

8/6(木)

18:30開場

19:30-21:30

クロージングイベント:朗読劇「父と暮せば」 ー 定員:50名※定員に達しました。

原作:井上ひさし

出演
朗読劇(90分)出演者:柳田ありす・俵 野枝(朗読)、芳晴(音楽・ナレーション)
ゲストメッセージ:被爆者 河野昭人さん
閉会のご挨拶:代表 久保田涼子
ミュージックビデオ:「夕凪」上映
参加費
一般2,500円  大学生・中学生・高校生1,500円 小学生以下 無料
※カフェもご利用いただけます

イベントご予約フォーム

マークは必須項目です。イベントのご予約は、整理番号入りのご予約完了メールを持って完了といたします。
複数人でお申し込みの方は、備考欄に必ず代表者以外のお名前、年齢(学生の場合は学年)をお書きください。

※イベントのご予約は定員に達したため終了いたしました

交通アクセス

東京

space&cafe ポレポレ坐

【会場】 space&cafeポレポレ坐
〒164-0003 東京都中野区東中野4丁目4-1
ポレポレ坐ビル1階
TEL:03-3227-1445

  • ・JR総武線 東中野駅 西口より 徒歩1分
  • ・都営地下鉄大江戸線 東中野駅 A1出口より 徒歩1分
  • ・営団地下鉄 東西線 落合駅より 徒歩10分

広島※8月6日のみ

広島市 元安川横 とうろう流し会場 林中

第三世代が考える ヒロシマ「   」継ぐ展

実行委員会 組織図

  • 代表: 久保田涼子
  • 副代表:PORI(堀 雄太)
  • 企画補佐・会場デザイン:一條おろち
  • 企画補佐・カメラ:及川 誠 / 山本早苗

【とうろうに込めるメッセージ】

  • 技術協力 (株)アーキタイプ
  • ・坂本志穂
    (統括 / ディレクター)
  • ・代島昌行
    (テクニカルディレクター)
  • 音楽制作:鎌田まみ
  • サーバ:松本 創

【広報】

  • ロゴデザイン:伊藤哲朗
  • ポスターデザイン:和泉直樹
  • WEBコーディング:西田優香
  • 英訳協力
  • ・冨田佳子
  • ・William R Nelson

【ヒロシマの記憶を継ぐひとインタビュー展示】

  • 文字おこし:加藤 剛
  • 取材補佐
  • ・垰田浩一
  • ・松生由紀子
  • 英訳協力
  • ・HIROSHIMA SPEAKS OUT

【絵で読む広島の原爆 原画展】

  • キャプション製作
  • ・山本 耕
  • ・奥田 剛

【広島原爆資料パネル展示】

  • 展示設計
  • ・新田隆浩

【イベント】

  • 予約サポート
  • ・更井さおり
  • 司会進行
  • ・髙田友紀
  • ・福岡りえ
  • 映像制作:岡村直史
  • イベントディレクター:小菅達矢

第三世代が考える ヒロシマ「   」継ぐ展

代表メッセージ

※Youtubeミュージックビデオ「夕凪」

//youtu.be/Kq95zgCrxeY

私の実家は広島にあります。母方の祖母は被爆者です。
昨年、原爆後の広島が舞台の「父と暮せば」という朗読劇の広島弁指導と、 広島公演のコーディネートを行う機会に恵まれ、改めて8月6日と向き合いました。

他県出身の俳優さんが広島のメッセージを受け取り、真摯に語り継ごうとしている姿は 心に迫るものがあり、同時に「広島出身の私だからこそ出来ることはなんだろう。」 と考えるきっかけになりました。

まず、朗読劇を通じて感じた自分の想いを「夕凪」という曲にして、形にしました。
ミュージックビデオの撮影時には、ゆかりのある場所やひとをめぐり、広島が持つ あたたかさ、痛み、力強さを肌で感じました。

「戦争を知らない世代が、記憶や想いを継いでいく。」

大切なことだとわかっていても、普段の生活の中ではなかなか意識が向きません。
その間に、当時を生き抜いてきた人たちの声は失われつつあります。

中国新聞が2014年に行った全国の被爆者1526人へのアンケートの中で 「これからも被爆体験を伝えていくために、どんな取り組みが効果的だと想いますか(複数回答)」という問いがありました。

-ヒロシマ・長崎への修学旅行をはじめ、平和教育を活発にする 45.7%
-被爆2世や3世たち、被爆者の家族が記憶を受け継ぐ 37.2%
-広島市の「被爆体験伝承者」や長崎市の「平和案内人」など、次世代の語り部やガイドを育てる33.8%

以上の3項目が多く支持されています。

平和教育とは、受け継ぐとは、どんな意識で取り組むことなのでしょう。受け取る側は、過去にあった事実を知り、そこから何を得て、どう動いていけばよいのでしょう。 また、現在ヒロシマを伝えているひとたちは、何を思い、何を伝えようとしているのでしょう。

本企画は、改めて8月6日と向き合い「継ぐ」ことを考えた主催者が、
同郷・他県出身の アーティスト、俳優、クリエイターと共に立ち上げた企画展です。

平和学習にあまりなじみがない人、特に若い世代の人たちに向けて、ヒロシマをテーマに、戦争・平和について考えるきっかけの場をつくることを目的としています。
今年を皮切りに、来年以降も全国に展開していきたいと考えています。

会場に来られた方が、ありきたりな「答え」を見つけるのではなく、
自分の中の「疑問」を見つけるきっかけとなる場所になることができれば幸いです。

久保田 涼子

※Youtubeミュージックビデオ「夕凪」

//youtu.be/Kq95zgCrxeY