第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【活動報告】広島のピーススポットを巡るデジタルスタンプラリー「ピースパズル」の「アートとまちの展望ルート」無料ツアー2回目が行われました

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「ピースパズル」の「アートと街の展望ルート」を開発した広島女学院3年生の山島雫です。
2023年11月26日、広島のピーススポットを巡るデジタルスタンプラリー「アートとまちの展望ルート」無料ツアー2回目が行われました。

15名の参加者が大阪と広島から集まり、英語と日本語の2つのグループに分かれて比治山エリアを歩きました。

訪れたスポットは、被爆樹木シダレヤナギ、多聞院、頼山陽文徳殿、被爆樹木クスノキ、広島市現代美術館、比治山陸軍墓地の計6箇所です。
ツアーガイドは、ルート制作に携わった広島女学院高校3年生の山島と継ぐ展代表の久保田が行いました。
また、多聞院では副住職の亀尾さんが鐘楼について、現代美術館ではアートナビゲーターさんが作品についての解説をしてくださいました。

広島県出身の参加者の方からの感想です。
「比治山に来たことはあったが、初めて訪れる場所があり新鮮だった。」
「今度両親が広島に来たら、こんな場所も広島にはあるんだよと、案内したくなるようなルートでした。」
「現代美術館でアートナビゲーターさんから解説を受けながらヒロシマに関連する作品を見ることができてよかったです。また機会があれば別のルートも参加したいです。」

初めての英語でのガイドだったので最初は緊張しましたが、参加者の方が頷いたり、質問をしてくださったのでリラックスして説明をすることができました。
また、ゴールである陸軍墓地で出された問いに答えた後
「このルートに参加して被爆建物について初めて真剣に考えることができた。」
「原爆を歴史の一部とせず自分ごととして発信していくことの大切さに気づいた。」という声を直接聞くことができ、
試行錯誤してこのルートを作って本当に良かったと感じました。

12月10日までピースパズルはご利用いただけます。
各ピーススポットの問いに答えながら、私たちが制作したルートをぜひ歩いてみてください。

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