第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【活動報告】5/25(日)奈良県の大和郡山市立片桐中学校100名に向けて「修学旅行用ピースパズル」を体験していただきました。

/

継ぐ展スタッフの荒松です。

2025年5月25日(日)、大和郡山市立片桐中学校の修学旅行生約100名を対象に、「ピースパズル」を使った平和学習プログラムを開催しました。

この日は休日ということもあり、他校の修学旅行生や海外からの観光客の方々など、たくさんの方がピーススポットを訪れていました。
午前中は曇り空でしたが、午後からは日差しにも恵まれ、無事にプログラムを実施することができました。

今回のプログラムは、デジタルスタンプリー「ピースパズル」と紙のワークシートを併用した修学旅行生向けの平和学習プログラムです。

【修学旅行用ピースパズル】
https://tsuguten.com/peacepuzzle/schooltrip/

ボランティアスタッフは高校生、大学生、社会人、県外出身者の方など様々な繋がりで集まった18名が参加しました。


スタッフはクイズを出題する際、生徒の皆さんにただ答えてもらうだけでなく、積極的にコミュニケーションを取り、広島の人々と関わる体験をしてもらいたいという想いを込めてご案内をしました。

まずは平和記念資料館前で、ピースパズルの企画・運営を行っている継ぐ展代表の久保田と一般社団法人Hello Hiroshiamの岡本がスタンプラリーについて説明を行いました。
その後、生徒の皆さんは事前学習で決めたルートでスポットを順に巡り、スタンプラリーのクイズに取り組んでいました。

クイズの答えを即答できる生徒の方もいらっしゃり、修学旅行の道中にバスの中でも調べていたというお話を聞いて、熱心に学ぶ姿勢に感銘を受けました。

スタンプラリー終了後、参加したボランティアスタッフからは下記のような感想がシェアされました。

「ボランティアの高校生と3人1組になり、説明係や誘導係などの役割を分担しながら、協力して修学旅行生の皆さんに説明を行いました。とても貴重な体験になりました。」

「ガイドだと紙に印刷した資料などを見せながらたくさんのスポットを説明する機会が多いのですが、今回はQRコードを見せて1つのピーススポットのクイズを出すことで、コミュニケーションを多く取りながら解説できた気がします。」

「若い人たちが興味を持つデジタルデバイスを使って、平和学習の敷居を低くする試みはいいなと思いました。次世代の新しい伝え方だなと感じました。」

「他のスタッフがガイドされているお話の内容を聞いて、今まで自分が知らなかったこともあり、『ああ、そうなんだ!』という発見がありました。」

「高校3年生です。今回初めてボランティアというものに参加しました。初めはドキドキしていましたが、皆さんが大変優しく、修学旅行生へ対応も体験できてよかったです。」

「初めて中学生とコミュニケーションを取る機会だったので不安もありましたが、皆さまのお力添えのおかげで、生徒さんたちが自分ごとのように熱心に耳を傾けていた姿が印象的でした。私自身も、原爆のことについてさまざまな世代の方としっかりと共有していけるよう、これからも心がけていきたいと感じています。」

ピースパズルを通じて広島のことや原爆のことを考えるきっかけになる時間を提供できるよう、今後も活動をしていきたいと思います。

活動報告トップへ戻る