第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

10/25(月)奈良県川西小学校6年生に向けたオンライン修学旅行を行いました

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2021年10月25日(月)奈良県川西小学校6年生78名を対象にオンライン修学旅行を行いました。
ガイドは、ピースボランティアとして20年以上平和公園や資料館を案内されている青木圭子さんです。
「子どもたちの目線で、共感が出来るような内容にしたい。」という熱心な先生方と打ち合わせを重ね、当日まで準備を行いました。

企画を実施した10月25日は、2歳の時に被爆し、原爆の子の像モデルとなった佐々木禎子さんの命日です。
コースの中では、生徒さんが折られた千羽鶴を、代理で原爆の子の像に奉納する、といった重要な役割も担わせていただきました。

朝10時。肌寒い気候の中、相生橋のたもとからツアーがスタート。
はじめに、ガイドの青木さんと継ぐ展代表の紹介をスライドで行い、その後、クイズを出しながら平和公園の各スポットを巡りました。

原爆の子の像では、小学校の生徒さんが主体となって映像越しにセレモニーを行いました。3クラス分の千羽鶴は、継ぐ展が代理で奉納をさせていただきました。

オンライン終了後は、オンライン灯ろう流し(https://message.tsuguten.com/)を使い、生徒さんが感じた想いを流していただきました。その中のいくつかをご紹介させていただきます。

ささきさだこさんの命日に、オンライン修学旅行をしました。なかなか修学旅行ができない中、いろんなひとに協力していただいて、少しでしたが、平和について考える事ができてよかったです。

今日本は平和だけど日本以外のどこかでは今も戦争が行われていたり核兵器が作られているかもしれない、だからそれを私達が学んで次の子たちに伝えて本当に戦争のない世界にしないといけない。

住んでいる地域と広島とではかなり離れているから『別のところであった悲しい出来事』と考えるのでは無く、『もしかしたら自分に関係があるかも』と考え、自ら進んで学び、声を上げることが大事。そう思った。

僕達にできることは、これからの世代へ戦争のことを伝えていくことだと思います。だから僕達も、もっと知らない戦争のこともあると思うのでたくさん学習していきたいと思います。

川西小学校の6年生の皆さん、先生方、ガイドの青木さん、ありがとうございました。

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