第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【活動レポート】奈良学園小学校5年生とオンラインで平和学習を行いました

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2025年7月15日(月)10:00〜11:00、奈良学園小学校の5年生を対象に、広島への修学旅行の事前学習としてオンライン平和学習を実施しました。
当日は、ピースボランティアの西村宏子さんが、平和記念公園内の11ヶ所のピーススポットをご案内しました。

ツアーの冒頭では、スライドを用いて「なぜ平和学習を行うのか」や「西村さんが平和活動を始めたきっかけ」についてお話ししました。

また、国語の授業で学んだ『たずねびと』にも登場する「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」にも立ち寄りました。

ツアーの最後には、オンラインとうろう流し(https://message.tsuguten.com/)を通じて、子どもたちがツアーで感じたことや平和への想いをメッセージとして流しました。

以下は、学習を終えた子どもたちの感想の一部です。

「戦争の恐ろしさを知るには、広島のような場所を実際に訪れ、自分の目で体験することが大切だと分かりました。原爆が投下されてから終戦までの間に多くの命が失われ、その事実が“核兵器が世界を奪った”ということなのだと感じました。戦争を体験した人たちが語り継いでくれていますが、その人数はだんだんと減っています。だからこそ、これからは私たちができることを一緒に考えていくことが大切だと思いました。」

「私は“平和な世界になりますように”と願うことも大切だけれど、それだけでは世界は変わらないと思います。だからこそ、小さなことでも一つひとつ行動に移していきたいです。今日、とうろうに想いを込めてメッセージを流したことも、その一つの行動だったんじゃないかと思います。」

「画面越しではありましたが、禎子さんの像や折り鶴を見ることができました。資料館のことなども詳しく知ることができました。一番驚いたのは、『たずねびと』に出てくるおばあさんが、実在の人物をモデルに描かれていたということです。毎日祈りを捧げ、掃除を続けた姿に感動しました。私も、何か力になりたいと感じました。たとえ小さなことでも、それが小さな力となり、それが集まれば、いつか世界中が優しい笑顔で包まれると信じています。
これからも、平和や戦争の恐ろしさについて学び続けたいです。たくさんの人の疑問や質問に、自分の言葉で答えられるようになりたいと思いました。これからも頑張って学んでいきます。」

奈良学園小学校5年生のみなさん、先生方、このたびはありがとうございました。

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