第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【活動報告】ホテルインターゲート広島で「消しゴムはんこをおして広島オリジナルグッズをつくろう!」が開催されました。

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継ぐ展スタッフのmasaです。  

2024年8月10日(土)〜12日(月・祝)の3日間、ホテルインターゲート広島(https://www.intergatehotels.jp/hiroshima/)で「消しゴムはんこをおして広島オリジナルグッズをつくろう!」が開催されました。

オンライン灯ろう流し(https://message.tsuguten.com/)のイラストデザインを担当された、消しゴムはんこ作家の津久井智子(https://tsukuitomoko.com/)さんが「原爆ドーム」や「被爆電車」、「灯ろう」などの消しゴムはんこを作成。それらを参加者がハガキや巾着、トートバッグなどにおして、オリジナルのグッズを作るという企画です。

ホテルインターゲート広島の入口には大きな看板が、14階に上がると、オンライン灯ろう流しのモニターに、世界中から送られた平和への想いが映し出されていました。

会場には、12人が一度に座れる大きなテーブルが用意されていました。テーブルカバーには、消しゴムはんこでデザインされた広島のモチーフが日本語と英語で紹介されており、参加者が意味を理解しながらワークショップを行える工夫がされていました。

初日には、3時間のワークショップに15名の方が参加されました。ワークショップの開始時刻になると、事前に告知をご覧になった参加希望者がたくさん来場されました。会場はホテルのチェックインカウンターのすぐ横にあるため、ホテルに到着された宿泊客の方々も興味を持たれ、お子様連れのご家族や外国人のご夫婦などが参加してくださいました。

アメリカ人の年配のご夫婦は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を訪れた後、ワークショップにご参加くださいました。原爆の後、いち早く咲いた花「キョウチクトウ」の消しゴムはんこに込められた意味を知ると、大変興味を持ってくださいました。
※このキョウチクトウは、ホテルインターゲート広島のフロントの壁の模様にも使用されているそうです。

2日目も、開始と同時に親子で参加される方が複数ご来場されました。「とても素敵なイベントなので、ぜひ子供に参加させたかった。」とおっしゃるお母さまもいらっしゃいました。フランスから来られた3名のご家族は、2時間ほどはんこをおす作業に没頭されていました。
また、終了間際にホテルにチェックインされた親子も「明日にはチェックアウトしてしまうので、ギリギリですが、ぜひ参加したい。」と、荷物を部屋に置いてすぐに駆けつけてくださいました。

さらに、ホテルインターゲート広島の支配人さまも、勤務を終えた後に参加をしてくださいました!
「私もやってみたかったんです。」と恥ずかしそうにおっしゃっていたのが印象的でした。

最終日には、開始と共に親子連れで4組の参加者がいらっしゃいました。ママ友グループの間で、「インターゲート広島で楽しそうなイベントをやっている!」と噂になっていたそうです。

また、東京から出張で広島に来られたという女性は「初日にワークショップの様子を見て参加したいと思いました。新幹線の時間があるので、もう行かなければいけませんが、最後に参加できて良かったです。」とおっしゃってくださいました。

3日間にわたるワークショップは、小さなお子様からご年配の方、外国の方など約60名に体験していただきました。

観光で広島を訪れている方だけでなく、地元の方々も大勢参加されていたのが印象的でした。

参加者の感想の一つに「原爆ドームや被爆アオギリ、夾竹桃などのモチーフについて詳しく知ることができ、広島の被爆と復興について考えるきっかけになった。」というものがありました。

こういった小さなきっかけを、今後も継ぐ展ではつくっていきたいと思います。

ホテルインターゲート広島の皆さん、スタッフとして2日間お手伝いをしてくださったアナウンサーのバーゲル・ルミ(https://rumiburgel.com/)さん、ありがとうございました。

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