第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【活動報告】ピースパズルを使った比治山ガイドツアーを行いました

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こんにちは!継ぐ展スタッフの福井です!

2024年8月6日(火)の11:00〜12:30にかけて、ピースパズルを使ったガイドツアーを行いました。
ピースパズル→https://tsuguten.com/peacepuzzle/

東京、福岡、神戸、大阪、静岡から集まった計23名の参加者が3グループに分かれて、「アートとまちの展望ルート」を歩きました。
ガイドは継ぐ展代表の久保田と10代の山島、30代の福井で担当しました。

このルートは、広島市の南区に位置する小高い丘「比治山(ひじやま)」を巡るルートです。
11:00に比治山のふもと、鶴見橋からスタート。

橋のたもとにある被爆樹木「シダレヤナギ」を見た後、爆心地から最も近い被爆木造建築物である多聞院、屋根に原爆の爆風の痕跡が残る頼山陽文徳殿といった、被爆当時の現状が分かる建物を周って行きました。

広島は35度を超える暑い日でしたが、木陰の山道を通りつつ、みんなでルートを進んでいきました。
そして被爆樹木「クスノキ」を見た後は、広島市現代美術館へ。

美術館の建物にも、被爆当時の市役所の庭石が使用されていたり、爆心地の方角が分かる装飾が施されていたりなど、平和への想いを感じることができます。美術館で休憩や、お昼、作品鑑賞を思い思いに取った後は、それぞれの足で比治山陸軍墓地へ。

その後、市街へ移動し最後のスポットで広島商工会議所9Fにある port.cloudへ向かいました。
そこでは、継ぐ展のインタビューパネルと、平和記念公園を一望できる景色を御覧いただきました。

参加者のみなさんからは次のような感想が寄せられました。

「ガイドブックだけでは得られない広島の被爆関連スポットを自分の足で歩きながら解説を聞いて体感できるのでよかったです。」

「個人では知り得ないことがたくさん知るきっかけとなりよかったです! 現代美術館も見応えがありました。 軍都という視点を持っていなかったのでその視点を得れたこともよかったです。」

「ガイド付きスタンプラリーで、子供と主要の観光地以外のピーススポットを巡ることができ、とても有意義かつ楽しくヒロシマの記憶を知ることができました。」

私自身今回ガイドという立場で参加し、普段の生活では意識していなかった広島の当時の歴史を知り、学ぶことができました。

被爆者の方のお話を聞いたり、今回のように当時の現状を知ることができる場所を周ることで、当時の状況を自分ごととして考え、これからどうしていけば良いのかを考え、行動していきたいと思います。

当時のことをより具体的に知るきっかけとして、ピースパズルツアーをぜひ活用していただきたいです。

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