第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【活動報告】10月6日 啓明学園初等学校6年生と平和学習を行いました。

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2023年10月6日(金)継ぐ展代表の久保田が、東京都昭島市にある啓明学園初等学校6年生と50分間の平和学習を行いました。
広島の修学旅行の事前学習として、これまで様々な視点から戦争や平和について学ばれてきた子どもさんたちと「平和学習って何のためにするの?」という講座を、ワークショップ形式で考えていきました。

まず「イラスト伝言ゲーム」を通して人に伝えること、受け取ることの難しさを体感していただき、その後「過去の戦争や原爆のことを知らない人(興味がない人)が増えたらどんなことが起こる?」をテーマに、グループに分かれて話し合って発表をしていただきました。

発表の中の多くが「また戦争が起こったり核兵器を使うことになると思う。」というものでした。
「じゃあ、戦争を起こすのは誰なんだろう。」という問いかけには「自分たち?」と答えた子もいました。

修学旅行から帰られた後には「戦争を起こさないために自分ができることはなに?」という問いについて、話し合う時間が設けられています。次に生徒さんとお会いする時、広島で何を感じて答えを出したのかをしっかり伺い、話し合いたいと思います。

平和学習の感想の一部をご紹介します。

『お話を聞く前に、私は「原爆3世の方だからきっと原爆の話かな?」 と思っていましたが「原爆」よりは「平和」 についての方が多く語ってくれたことが少し意外でした。
語り手は大抵体験したことや、聞いたことを話す方が私の体験上多かったからです。
話すことだけじゃなく伝えたことを紙に描くなど、参加できる形でやってくれたのが考えやすかったです。
平和学習は、 確かに学校の先生から強制的に受けさせられるものだけど、 自分たちが興味を持たないと意味がない、興味を持たない人が増えるとまた戦争が起こったり、核兵器を使うことになるおそれがででくることを知ることができました。
それに、 自分たちが絶対に平和戦争に関わっていないとい うことはないと感じられました。
皆が変わらないと平和にならないから、まず自分が平和と向き合わなければいけないと思いました。』

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