第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

香芝市立下田小学校6年生とオンライン修学旅行を行いました。

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2022年10月6日(木)10:45~、香芝市立下田小学校6年生121名を対象にオンライン修学旅行を行いました。
ガイドは、ピースボランティアの青木圭子さん。
秋らしい、さわやかな天気の中、相生橋から原爆死没者慰霊碑までの10スポットを、問題を交えながらご案内しました。

「コロナウィルスの影響で、広島へ修学旅行に行けなくなってしまった代わりに、
現地と学校をつなげて、こどもたちに学びを深めてもらいたい。
こどもたちには、遠い過去の出来事ではなく、自分事として考えて欲しい。
また、広島だけではなく、香芝市にも戦争があったということも知ってほしい。」
そんな想いを持たれた先生からのご依頼でした。

6年生の皆さんは、事前学習として、原爆について調べたり、新聞を作ったりして当日を迎えられたそうです。
青木さんが出す問題に、大きく手を挙げて答えてくださいました。

ガイドが終わった後も、各クラスから質問がたくさん生まれました。
質問をした生徒さんとオンライン越しに会話をしながら、青木さんは1つ1つ丁寧に回答されていました。

ツアーの最後に、6年生代表の生徒から頂いた言葉です。

「今日はありがとうございました。夏休みの宿題で平和新聞を作りましたが、今思うとインターネットで調べた情報をまとめただけで、あまり深く考えていなかったんじゃないかなと思いました。

『戦争は起こって欲しくない』と思うだけではなく、『戦争を起こさせない』ようにするためにはどうしたらいいかを考えることが重要だと思います。

全員がそう思えるように、これからも平和学習を進めていこうと思います。
考えるきっかけをつくってくださった先生方、青木さん、久保田さん、ありがとうございました。」

撮影サポートとして今回初参加された女性からは、以下のような感想を頂いています。

「広島に住んでいながら、恥ずかしながら知らない事も多々あり、とても学びの多い時間をありがとうございました。
小学生のみなさんと一緒にクイズをしながら、実際に慰霊碑などをめぐり、平和への思いを改めて大切にしたいと振り返ることができました。
戦争を実際に経験していない自分に何ができるのか。他人事ではなく、被爆者の方へ思いを重ねて共感すること。
そして最初の一歩として今日の体験を周りに伝えること。今一度、広島について考える機会に感謝します。」

今回のオンライン修学旅行に携わってくださった先生方、生徒の皆さん、ガイドの青木さん、撮影サポートをしてくださったシオリさん、ありがとうございました。

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