第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

【ワークショップ実施レポート】 8月1日土曜日、オンラインワークショップ「ヒロシマを知り・学び・継ぐ」 問いづくりWSが行われました。

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【ワークショップ実施レポート】

8月1日土曜日、オンラインワークショップ「ヒロシマを知り・学び・継ぐ」 問いづくりWSが行われました。
少人数のグループに分かれて質問を考え、広島の被爆者 梶本淑子さんに質問を行うワークショップです。
参加者は、小学生から社会人まで幅広い年代の方が集まり、中には北海道や海外からの参加もいらっしゃいました。
継ぐ展スタッフをあわせると計60名がこのワークショップに参加しました。

開催時間の15分前には、被爆体験伝承者 青木圭子さんより、
原爆に関する基礎知識と本日のゲスト被爆者 梶本淑子さんの被爆体験記をお話しいただきました。
その後、参加者は3~4人のチームに分かれ、梶本さんにまつわる写真や絵を見て質問を出していきました。

「絵に描かれている焼け野原の場所は広島全体だったの?」
「原爆投下後、父親と再会するまで、どんな道のりだった?」
「真っ白な服を着ている少女が絵に描かれていますが、当時の洗濯事情はどんな感じだったのか教えてください。」
「戦後、街や人々の様子はどのように変化していきましたか?」
「ひ孫さんに思いを託すとしたら、何を伝えますか?」

このような様々な問いが生まれ、梶本さんの回答に熱が入る場面もありました。
真剣な表情で梶本さんのお話を聞き、時には目に涙が浮かべる参加者の姿が印象的でした。

継ぐ展代表のあいさつでは「被爆者の高齢化が進み、いずれ直接話を聞けなくなる日が来る。今日がその日だと思って問いを考えてほしい。」という言葉がありました。
この企画をきっかけに、参加してくださった方々が過去の出来事を自分事として捉え、新たな問いが生まれるきっかけになればと願います。

 

 

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