第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

8/8 継ぐ展町田会場4日目レポート

/

継ぐ展町田会場スタッフの横川です。
4日目の今日は大学生6名と中学生ボランティア2名、社会人6名の計14名が参加しました。
武相新聞の取材もありました。

本日は194名のお客様にご来場頂きました。
中には先日放送されたテレビを見て、静岡など遠方から来られた方もいらっしゃいました。

ホールで開催された被爆体験伝承者の楢原さんのお話には多くの方が集まり、大人も子どもも写真を撮ったりしながら真剣に耳を傾けていました。

最後に楢原さんがおっしゃった「微力だけど無力じゃない」という言葉は、私たちの活動にも通じるものでとても印象に残りました。
これからも少しでも多くの人に、想いを継いでいけたらと思います。

6階で行われた「はだしのゲン」のアニメ上映にも沢山の子ども達が集まり、画面の中のゲンを通して戦争と広島で起きた出来事について学んでいました。


スタンプラリーやアオギリの葉を描く企画を通して興味を持ってくれるお子さんも多く、「今日知った事、お友達にも伝えてくれるかな?」 と聞くと「いいよー!」と元気いっぱいに答えてくれました。
そんな純粋な姿が、とても心強く感じます。

本日の企画展終了後、自由研究サポート教室にお越し下さった小学二年生のお子さんのお母様からメールを頂きました。
その中にはスタッフへの感謝と労いの言葉と共に、「長男は、学びを深め自由研究をやり遂げた達成感、「遠い昔に起きた、僕には関係のない事」だと思っていた戦争に思いを寄せる事、異年齢の方々との関わりなど、多くのものを得た1日になったと思います。」と書いてありました。
このメールはスタッフ一同大変嬉しく、更なる励みになりました。

明日も引き続き、被爆体験伝承者の楢原さんにお越し頂き、楢原さんのお話を聞きながらまわる展示ツアーを10:00〜11:00と13:30〜14:30の計2回行います。
14:30〜16:30には町田市原爆被害者の会の松山正義さんと長崎大学核兵器廃絶研究センター客員研究員・桐谷多恵子さんをお招きし、被爆体験のお話と長崎の「被爆」の「復興」についてお話をして頂きます。

いよいよ明日で最終日です。
皆さんお誘い合わせの上、是非お立ち寄りください。

活動報告トップへ戻る