活動報告Report
8/6(日)継ぐ展最終日レポート ご来場いただきありがとうございました。
/ レポート
継ぐ展最終日は世田谷と広島を結び、計3か所で同時開催を致しました。
世田谷会場のイベントは「語り部 梶本淑子さんと対話をしよう」。
子ども、大人あわせて約50名の方が梶本さんの被爆体験に耳を傾けました。
「8月6日の大事な日に、どうして広島にいないのかと周りの人たちから尋ねられましたが、こうして東京で、こんなにも熱心に聞いて下さる沢山の方々の前でお話をすることが出来て、来た甲斐があったと思っています。今日聞いたことをぜひ家族や身近な人たちと話し合ってください。」
お話の最後に梶本さんが仰ってくださった言葉は、場所創りを3年続けてきた継ぐ展としても重みのある言葉でした。
お昼には絵本の原画展でご協力いただいている西村繁男さんがいらっしゃり、来場者の方に原画の説明を行う一面がありました。
広島のサテライト会場では、広島市伝承者養成事業1期生の保田麻友さんからお話を聞こうというイベントが行われました。
講話の様子は、NHKの番組で後日放送される予定です。
世田谷会場でもネット動画で中継し沢山の方々にご覧いただきました。
同時刻、広島元安川原爆の子の像付近ではとうろう流し会場 継ぐ展ブースの設営がスタートし、広島大学のボランティアをはじめとする有志15名が運営を行いました。
途中、サテライト会場である CLiP HIROSHIMAの方々も継ぐ展ブースに足をお運びくださいました。
夜21時頃まで来場者への声掛けと、とうろうに込めるメッセージ http://message.tsuguten.com の説明を行いました。
世田谷会場への取材は、毎日新聞社・読売新聞社様の2社。
前日の来場者2名が急きょボランティアとして参加してくださり、継ぐ展らしく輪が広がっていると感じました。
4日間足しげく通う4年生の女の子もいました。
今年は、自発的に平和学習を行いたいという想いを持った若い世代に多数ご来場頂いた印象です。
8日間で世田谷会場710名、サテライト会場CLiP広島 90名、とうろう流し継ぐ展ブース300名、計1100名の方々が足を運んでくださいました。
継ぐ展は来年の仙台開催に向けてこれから準備を始めてまいります。
携わって下さったすべての皆様へ心から感謝いたします。ありがとうございました。