第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

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木村緋紗子さんを取材した感想

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木村緋紗子さんを取材した感想

<レポート 宮城学院女子大学2年 富田あゆみ>木村緋紗子さんを取材した感想

私が印象に残ったのは、広島には、原爆が落ちた後に空白の12年間があったということです。

長い間、外部からの助けを十分に得ることができなかった中で復興していくことは、とても大変だったことだろうと思いました。

「自ら行動することが、何かを得ることにつながる」という木村さんの言葉を聞いて、今の時代は外部から助けてもらえることが当たり前になっていて、それではいけないと気づきました。
そして、当たり前にあったものがすべて失われるということを、震災を経験した私自身が忘れていることに気づきました。

木村さんのお話の中で「人災と天災は違う」という言葉も印象に残りました。
同じ被災者ではありますが、人災は逃げられず自分を守ることができない。天災は防災をすることで自分自身を守ることができる所が大きく違うとおっしゃっていました。
今、突然核が日本に落とされたら、私は対応ができないと思います。
だから、次の世代に向けて、核を無くしていかなければいけないと伝えなければと感じました。

原爆というテーマは、日本に生まれた私たちだからこそしっかり向き合って、遠ざけてはいけないものだと思います。風化してしまったら、ただの過去の話になってしまいます。

大事なことは、受け身ではなく、心から過去の出来事と真剣に向き合うことだと思います。最終的に決断するのは自分です。自分自身が納得できる決断になるように、そして人に伝えることによって、周りの人たちも考えてそれぞれの答えを出すことができるようになってほしいと思いました。
木村さんのお父さんのお話、お母さんのお話、おじいちゃんのお話、広島のお話、運動のお話どれもが心に刺さるお話でした。

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