第三世代が考えるヒロシマ「 」継ぐ展

活動報告

宮城学院女子大学3年生の広島取材体験レポート

2018.3.6 /

2月21日、22日に広島を取材した宮城学院女子大学3年生 千葉 夏希さんから感想を頂きました。

<レポート 宮城学院女子大学3年 千葉 夏希>

私は今回初めて広島を訪れ、初めて自分の目で原爆ドームを見ることができました。これまでメディアなどを通して見て、感じたものとは全く違うものを感じました。まさに自分が立っているこの場所で、あの日多くの人々が一瞬にして犠牲になり、そして今でも苦しんでいるのだと感じました。この広島での2日間で被爆者の方の体験談や、さまざまな形で継承活動をしている方々にたくさんのお話を伺うことができました。

 今回の広島取材で印象に残っていることは、「人の体験を知る・学ぶことのほかに、語れなかった人がいるということも忘れてはいけない」という土肥さんの言葉です。私は昔から戦争について興味関心があり、ニュースや本、インターネットなどを通して広島について調べていましたが、“語れなかった人“の存在を考えたことは一度もありませんでした。「体験に注目しがちだが、語れなかった人の存在を感じる必要がある」という土肥さんのお言葉は、今私たちが平和に生きている”普通の日常“を過ごしたくても過ごせなかった人々がいることを忘れてはいけないということでもあると感じました。

21回のがん手術を乗り越えて今も被爆体験を語り続けている、兒玉光雄さんは「友人たちが倒れていく中で自分だけが生き残った。これは後世に伝えていかなければならないという意味だと思う」と、力強くおっしゃっていました。この悲惨な体験を私たち若い世代に懸命に伝えてくださる姿をみて、絶対に語り継いで後世に伝えていかなければならないことだと改めて感じました。

 二日間で多くのことを学び、改めて平和記念公園を歩いた時、自分が今立っている場所にも70年前は普通の生活があり、もしかしたら今でも続いていたのかもしれないし、この川であの日多くの人々が苦しみ命を失っていったのだと思うと、どれだけ今の日常が幸せなことなのかを実感させられました。

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