第三世代が考える ヒロシマ「」継ぐ展

活動報告Report

継ぐ展4日目レポート(みなとみらい会場)

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8月6日。
継ぐ展4日目は、みなとみらいと広島をつなぐ日でした。
みなとみらい会場は5つのイベントが行われ、広島会場はとうろう流しの会場に継ぐ展ブースが設けられました。
まずは、みなとみらい会場のイベントをレポートします。

“食”から広島を知ろう 広島風お好み焼きのいま、むかし

家族連れなど13名が参加。

久保田代表がお好み焼きの歴史を解説した後、実際に「いま、むかし」のお好み焼きをプロに作って頂きました。
たっぷりキャベツに豚肉、卵、焼きそばなどが入ったボリューム満点の「いま」の広島風お好み焼きの作り方を、料理研究家のKaoriさんが指南し、

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「一銭洋食」と呼ばれていた「むかし」のお好み焼きを、広島出身の株式会社WIDE ISLAND 代表 石原智弘さんが復元しました。

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とろろ昆布とネギと天かすというシンプルな一銭洋食。
試食した方の感想は「さっぱりしている」とのことでした。ウスターソースを使うのがポイントのようです。

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食べ比べ、歴史を知り、被爆者の岡田さんから「戦時中は、さつまいもをずっと食べていたのよ。」という生の声を聞いて、参加者の方々は「食」から広島を知る体験が出来たのではないでしょうか。

 

語り部 岡田恵美子さんと対話をしよう

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参加者55名。
この語りのために広島から来てくださった岡田さん。
紙芝居のように、「絵」や写真を見せてくださりながらの語りは、当時の様子をリアルに伝えてくれます。

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真剣にメモをとりながら聞き入る小学生の姿が印象的でした。

 

絵本作家 西村繁男さんの「絵で読む広島の原爆」にまつわるお話を聞こう

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「絵で読む広島の原爆」(福音館書店 作・那須正幹)を描かれた西村さんが、絵本製作にまつわるお話をしていただきました。
絵本は、ある少年が空から広島の街を見ている設定になっています。
被爆した人たちが両手を前に出して歩いている姿が絵本の中に描かれていますが、西村さんは「俯瞰だから描けた」とおっしゃっていました。
被爆者である作者の那須さんの話があまりに悲惨だったことを痛感させられる言葉でした。

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チョークで路上にアオギリの葉を描こう

ストリートぺインターの松本かなこさんが、子どもたちと一緒に路上にアオギリの葉を描くイベントです。
暑い1日でしたが、30組以上の家族が訪れ、自由な発想で葉っぱを描いていました。
この企画は8月7日も12時から行われます。

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消しゴムはんこ作家 津久井智子さんの折り鶴はんこ作りワークショップ

消しゴムはんこ作家の津久井智子先生によるワークショップ。
小さいお子さんはもちろん、大人まではんこ作りに夢中になっている姿がほほえましく感じました。

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出来上がったオリジナルのはんこを企画展会場に持ってきて、捺してくださる方も。

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広島会場のレポートに続きます。

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